古い詰め物は身体に影響を与えるのか

歯の詰め物の基礎知識と古い詰め物による身体への影響についてまとめた歯科情報サイト

歯の詰め物の劣化原因と詰め物の劣化を遅らせる方法

歯科における歯の詰め物は、基本的に自然歯の小さな損傷や義歯でカバーしきれない部分に詰めるものを指しますが、広義には歯のかぶせ物全般も詰め物に含まれ、初期虫歯に際し自然歯の治癒を補助したり、損傷の激しい自然歯の一部機能を補完したりする効果が期待されます。

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詰め物の基本定義と歯に対して期待される効果

歯の詰め物は人間の身体にとって、明らかな異物であり、口腔内に侵入した異物として口腔内に留まり続けることになるため、詰め物の材質によって劣化傾向に違いはあれども、年数の経過によって生じる経年劣化や義歯の一部として機能することに伴う通常損耗は避けられないでしょう。

ちなみに歯の詰め物の劣化原因としては、口腔内環境が酸性あるいはアルカリ性に偏り中性を保てていないことによって生じる酸化と腐食、デンタルケアが不十分な際に飲食物が付着し続けることによる酸化、食いしばりや歯ぎしり、過度なブラッシングに伴う通常損耗の激化、虫歯や歯周病に代表される口内の病疾患によるダメージ、詰め物の材質ごとに異なる寿命に応じた経年劣化などが主な原因となりますが、詰め物の寿命は経年劣化と通常損耗、端的に言えば、中性の口腔を維持し、適切なデンタルケアを行い、食いしばりや歯ぎしり、過度なブラッシングのような悪癖がないことが前提とされているため、詰め物の寿命には個人差があります。

永久不滅の物質はないため、経年劣化は防ぎようもなく、完全に歯の詰め物の劣化を防ぐことはできませんが、歯の詰め物の劣化を抑制することは可能であり、バランスの取れた食生活と適度な運動で健康を維持することで口腔内環境を中性に保ち、デンタルケアに注力することで詰め物周辺への飲食物の付着を予防し、食いしばりや歯ぎしり、過度なブラッシングといった悪癖を改善することで、詰め物の通常損耗が抑制でき、詰め物の寿命を引き延ばせるはずです。

歯に詰め物をするメリット・デメリット

歯に詰め物をすると、自然歯への補助や補完効果が期待できるのに加え、噛み合わせや歯列の異常を予防できますし、材質次第で自然歯の機能を一部補ったり、審美性を保てたりするなどのメリットがありますが、歯科医院での定期検診やメンテナンスが必要となる他、金属アレルギーの発症リスクなどのデメリットが生じるのです。

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歯の詰め物の寿命と古い詰め物の影響

残念ながら歯の詰め物は経年劣化や通常損耗による劣化を避けられないため、金銀パラジウム合金製で5年、レジン製の詰め物の場合3年といった具合に、歯の詰め物には寿命があり、古い詰め物は劣化が進んでいるため詰め物としての機能を果たせず、細菌繁殖によって虫歯や歯周病の発症リスクを高めかねません。

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